昼間の鎌倉は雨。今朝の海上は雲がびっしりと覆っていたので一日中曇りだろうと思っていたが、曇りを通り越して雨になってしまった。今日はそんな雨の中、湘南鎌倉メーリングリストのオフ会として、鎌倉市内の発掘調査現場を見学してきた。今回の見学は一般公開していたのではなく、メーリングリストのメンバーである佐藤さんが発掘調査関係の仕事に携わっており、発掘調査の関係者の方の協力と好意によって見学することができた（感謝）。3カ所の発掘現場を見学し、発掘調査で得られた結果から鎌倉時代の生活ぶりや街の様子などのお話を伺うことができた。鎌倉時代の鎌倉市街地は人口過密でたくさんの人が暮らしており、また和賀江島には日本各地から船が来航して鎌倉は物資に富む街であったと言われている。そんな反映していた当時の街を想像しながら発掘調査のお話を伺った。
発掘調査現場の見学と言うと、以前に名越切通しの説明会に参加したこともあったが、鎌倉やその周辺の地中至る所にはたいてい歴史的なものが埋まっている。鎌倉の山中をさまよいながら歩いていても、やぐらと思われる横穴があちこちに現れる。鎌倉時代に作られたものは地上にはほとんど残っていないが、鎌倉の土は鎌倉が中世からの歴史に包まれた街であることを語っているのだ。

使用機材 : Nikon D1X, Nikkor AiAF 50mm F1.4D, Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G (IF) , TAMRON AF28-300mm F3.5-6.3 LD Aspherical