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今日も炎天下の中、SONY DSC-HX30Vをもって鎌倉市内をぶらぶらしてきました。今週末までの4日間で300枚ほど撮影したので簡単に感想をまとめると。
【良い点】
(1) 一番の驚きは望遠側の解像度が高いことでしょうか。ここまで描写できれば(カメラ内で巧みにデジタル処理できれば)、重たい一眼デジカメに高倍率ズームをつけて撮影する気がなくなります。
(2) また、望遠単側でのカットで手ぶれ写真がないことです(しくみはよく分かりませんが、光学的な手ぶれ補正ではなさそう)。
(3) 連写もビデオ撮影からキャプチャーしているのでしょうか。動きのあるものは確実にシャッターチャンスを押さえることができます。
(4) GPSはほとんど全て誤差1メートルに入ります(スイッチオフから起動してすぐの撮影はだめですが)。
(5) 価格については言うまでもないでしょう(Amazon.comで約25000円で買いました)。ここまで機能をもったカメラがNikon D4などのデジタル一眼のフラッグシップ機の1/25の価格は安すぎる(ボディだけで)。
【改善点】
一方、25mmから500mmまで(デジタルズームを使えば1000mmまで)手軽に撮影できるのはとても便利ですが、焦点距離の微調整は難しいです。また、ぼけを生かした被写界深度の浅い写真もデジタル一眼・大口径レンズの組み合わせにはかないません。3:2の撮影モードがなく、RAWでの撮影ができません。広角側の画角が18mmまで広がると良いでしょう(サイズはそのままで)。
【その他】
動画撮影については、バイクに乗りながらの撮影はぶれが少なく、また歩きながらの撮影も手ぶれ補正がよく効いています。一方で、走りながらの撮影はアクティブモードにしてもぶれ防止の限界を超えていて、縦揺れが抑えられません。

 

総じて、お散歩記録用・日常の行動記録用カメラとしてはとっても使い勝手が良いです。わたし的には、特にデジタル一眼と大口径レンズ(F1.4や2.8のレンズ)の組み合わせを補完するサブカメラとして威力を発揮しそうです。

 

使用機材 : SONY DSC-HX30V