久しぶりに鎌倉の街を歩いてみた。今の鎌倉は八幡宮の牡丹園や北鎌倉のろうばいなどがちょうど見頃だが、それらには目もくれず小町の妙本寺に立ち寄ってみた。妙本寺の山門脇にある凌霄花（のうぜんかずら）は夏にはオレンジ色の花をたくさんつけ、夏の鎌倉を代表する光景にもなっているが、冬の時期は裸の枯れ木で、この樹の前で足を止めるものは誰もいないほどの姿になっている。そんな樹ではあるが、夏の光景を想像しながらシャッターを押してみた。あと2ヶ月も経つと冬ももう終わりだ。

使用機材 : Nikon D1X, Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G (IF) , Nikon Ai AF VR NIKKOR ED 80-400mm F4.5-5.6D