日本は梅雨まっただなか。じめじめむしむし。天気は冴えず朝焼け夕焼けもなかなか拝めず、紫陽花以外はイマイチ写欲もわき上がってこない。そこで気分一新と言うわけではないのだが日本を脱出してサイパンへ。サイパンを訪れるのはこれが3回目。昨年9月に訪れて以来約9ヶ月ぶりである。 すっかりサイパンのリピーターになってしまったが、サイパンの良いところはいくつもある。まず、日本から近い。成田から飛行機で3時間弱でついてしまうのだ。ちょっと一寝入りしているともうサイパン島が見えてくるのだ。東京からのぞみに乗って神戸に行くくらいの時間である。そして海がきれい。場所にもよるのだが、私が泊まるホテルはマニャガハ島からほど近いマイクロビーチと呼ばれる砂浜の前にあり、このマイクロビーチとマニャガハ島の間のリーフがとてもきれいなのだ。また、サイパンまでの旅費だがこれがまた安い。6月火曜日出発の4泊5日で5万ちょっと。ホテルのランクを下げるともっと安くなる。ちょっと東京から北海道まで旅行するのと大差ないのである。庶民にはありがたい価格だ。今回の旅行は戦争とSARSの影響で飛行機・現地ともに日本人はまばら。「もう何もすることが無い」と言う境地に達するまでサイパンを堪能してきた。 日本上空は梅雨前線のせいで厚い雲に包まれているが、サイパンに向かって南へ飛んでいくと、厚い雲のカーテンが終わり太平洋上にうろこ雲が出現した。そうここが梅雨前線なのだ。サイパンにつくまでには入道雲もいたるところで起こっており、 空の景色を見ているだけで夏気分になってきた。いろいろな形の雲を堪能している内に飛行機からはもうサイパンが見えてきた。マニャガハ島もはっきりと見える。飛行機はやがてサイパン空港に着陸。入国手続きも早々と終わり、バスでホテルへ。ホテルにつくとすぐにホテル前のマイクロビーチへ。海に入るともうすっかり夏気分一色。これから5日間どうやって過ごそうか考えるだけで楽しくなってくる。

使用機材 : Nikon D1X, Nikon AF ED 18-35 F3.5-4.5D (IF) Nikon Ai AF VR NIKKOR ED 80-400mm F4.5-5.6D, TAMRON AF28-300mm F3.5-6.3 LD Aspherical, SIGMA 8mm F4 EX CIRCULAR FISHEYE, Canon IXY DIGITAL400