湘南から見た今朝の朝陽は南から北へ移動している雲の上に出てきた。富士山もほんの少し「赤富士」になった。昼間は晴れていたが、夕陽が沈む頃には西から黒い雲が徐々に出てきてしまい、今年最後の日に夕陽を見ることはできなかった。今日は昼過ぎに七里に寄ってから逗子マリーナへ行き、再度七里の駐車場に戻って夕陽を待ったのだったが残念。「い〜かま日記」はこれが今年最後の更新なので、ここで今年を振り返ってみたい。まず今年は本当によく七里ガ浜に出かけた。これまでも七里ガ浜に立ち寄ることはあったが、これだけ意識して行くようになったのは今年が初めてだろう。なので、私の今年の一番のキーワードと言うと「七里ガ浜」。今から5年くらい前に海の写真を撮っていた頃は片瀬東浜から鵠沼のエリアばかりで小動岬を越えて鎌倉方面に行くことはあまりなかった（その頃は江の島には毎週末出かけていた）。それがここ3年ほどは海の写真から神社仏閣山花系の正反対な静かな写真ばかり撮るようになったのだが、それはそこ3年も繰り返すと飽きも出てきて、そろそろ次の新鮮なネタにありつきたいと言う気持ちがふつふつと沸き上がってきた。そこで出会ったのが七里ガ浜。江の島から鎌倉の旧市街地に行き、七里ガ浜まで戻ってきたのである。七里ガ浜まで戻ってきたと言うと単に通過点のように聞こえてしまうが、実際はそうではなく、魅惑の地「七里ガ浜」に引きつけられたと言うのがより正確だろう。来年は今年よりも海に行く機会の方が多くなるだろう。5年前とは少し異なったスタイルで風景と人物と織り交ぜて撮影していくつもりだ。今年よりもペースは落ちるが、神社仏閣山花系も撮影していくつもりである。新たな視点を見つけていろいろと。

使用機材 : Nikon D100, Nikon AF ED 18-35 F3.5-4.5D (IF), Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D, Nikon Ai AF VR NIKKOR ED 80-400mm F4.5-5.6D,