今日も鎌倉は曇り。夕陽が一瞬だけ沈む直前に姿を見せただけのどんよりとした天気。昨日に続き今日も鎌倉の寺を散策した。鎌倉駅からバスに乗り十二所（じゅうにそ）神社バス停で下車。神社にある大木の銀杏は鎌倉では早く黄色に色づくのだが、見頃は来週以降のようだ。今日はここから鎌倉の東側を南下して名越切り通し経由で鎌倉駅まで歩いた。十二所神社の次に立ち寄ったのが光触寺。まだ大木ではないが山門の間から一遍上人像の後ろに黄色に色づく銀杏が見られる。光触寺を後にして金沢街道を報国寺入口まで歩き、報国寺・華頂宮邸と見た後、鎌倉逗子ハイランドに向かった。ハイランドへの道を歩くのは2年ぶりくらい。一昨年のメーリングリストの散策オフ会で歩いて以来。赤色になったハゼノキがひときわ目立って山に彩りを添えている。ハイランドから名越切通しへ向かう途中で360度展望できるパノラマ台に立ち寄った。ここからは逗子や江ノ島が眺望できる。鎌倉市内の山々の紅葉の様子もはっきりと分かる。パノラマ台を降りて名越切通しを抜けて大町へ降りた。大町の安国論寺では既に銀杏が黄色に色づいている。ここの銀杏も市内では早く黄色に色づく方だ。途中で「大国」の麩まんじゅうを買い、昼は小町通りのT-SIDEへ。昼食を済ますと江ノ電で稲村ガ崎へ向かい、七里ガ浜と定番の海岸線を歩いた。今日は12月下旬の寒さで波も高くなく、数名のサーファーが海に入っているだけだった。海も澄んでいる。134号線も車は流れている。晩秋の海は静かで波の音がひときわ大きく聞こえる。

使用機材 : Nikon D100, Nikon AF ED 18-35 F3.5-4.5D (IF), Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D, Nikon Ai AF ED 80-200mm F2.8D, Sony CyberShot S-75