今日の鎌倉は夕方薄日が少し差したがほとんど曇り。ここ最近一気に気温が下がり、家のまわりの山も色づき始めたので紅葉期待で北鎌倉のお寺をいくつかまわった。
また、今日はいくつか昨年と同じ位置から写真を撮り、紅葉の進み具合を昨年と比較してみた。
自宅を出発して、途中で山崎小学校の銀杏を撮り、歩くこと30分で円覚寺に到着。円覚寺は予想通り紅葉が始まっている。昨年と比べると1週間以上早い。今週から来週にかけてが見頃だろう。選仏場の工事はまだ途中。来週末も円覚寺に行く予定なので今週の様子との変わり具合が楽しみだ。
円覚寺の総門を出て、白鷺池の前を通り東慶寺に向かった。ここは山門前の紅葉が良いのだが、こちらはまだ赤いのはごく一部だけ。来週が見頃だろう。次に葉祥明美術館に立ち寄った。秋の葉祥明美術館の光景も良い。庭の掃除をしていたスタッフの人と二言三言会話しながら何枚か庭を撮影。今日は中の展示は見なかったが美術館もお気に入りの場所だ。そのまま通りを進み明月院へ。明月院は紫陽花寺として有名だが紅葉もなかなか良い。今年も本堂の丸窓のある部屋には志納(\300)を払ってあがることが出来た。ここも来週以降が良い感じだ。北鎌倉界隈のお寺は来週、湘南鎌倉メーリングリストのオフ会で散策する予定なので楽しみ。
明月院から鎌倉街道に戻り、巨福呂坂を下りて鶴岡八幡宮へ。ここへは舞殿前の大銀杏と平氏池の景色が見たくて来たが、大銀杏はまだほとんど緑。平氏池の紅葉はちょうど良い感じ。昨年とほぼ同じペースだろうか。鶴岡八幡宮では写真家の山口光彦さんにお会いした。この方には街中で良くお会いする。山口さんは私からすると親の年代にあたる方なのだが、市内各所を精力的に撮影されており、よくお会いすることからも、ただ者ではないエネルギーを秘めた人であることが分かる。最初に知り合うきっかけとなったのが、昨年2001年に鎌倉ワイン館で開かれた山口さんの個展。それ以来会うたびに挨拶させていただいている。最近5冊目の写真集「鎌倉四季の彩り5」を出されたが、鎌倉のいろんな景色を撮っているのが一目瞭然の写真集。お薦めの写真集なので、市内の大手書店に立ち寄った際には手にとって見ることをお薦めします。
鶴岡八幡宮を後にして、昼飯を小町のキャラウェイで取り、鎌倉駅から江ノ電で七里ガ浜へ向かった。ここでは写真家の酒井さんにお会いした。酒井さんは毎日七里ガ浜の景色や人を撮り続けており、私が好きな写真家でもある。ファーストキッチンで小一時間ほど写真の話などをしてしばし休憩した。酒井さんと別れてから七里ガ浜でサーファーの写真を撮り、その後江ノ電で腰越へ向かった。毎週土曜日の夕方は藤沢で英会話なのだが、それまでにはまだ時間もあったので片瀬海岸をぶらっと歩いた。人もまばらで静かな海岸。夏の賑わいとは対照的でこの静かな海岸もまた良い。
使用機材 : Nikon D100, Nikon AF ED 18-35 F3.5-4.5D (IF), Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D, Nikon Ai AF ED 80-200mm F2.8D, Sony CyberShot S-75