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鎌倉在住の写真家が紹介する湘南鎌倉の写真とイラストのページ
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今日の鎌倉は薄日のさす曇りの陽気。昨日の江ノ電ビール電車オフ会でスパークしすぎて今日は体力温存と行きたいところだが、外せない鎌倉の夏のイベント・七里ヶ浜の町内会夏祭りがあるので、午後から自宅を出て、写真を撮りながら七里ヶ浜に向かった。もちろんこれもメーリングリストのオフ会。昨日からかけもちしている人も多数いる。(笑)
今日は七里ヶ浜駅に夕方5時半に集合する予定になっていたので、まずはモノレールで江ノ島に向かい、江ノ島から江ノ電に沿って七里ヶ浜まで歩いた。江ノ電は江ノ島腰越間を車と併走して商店街の真ん中を走っている。日本中探しても、商店街の中を走る電車はたぶん江ノ電だけなのではないだろうか(確信はもてないが)。この道では、車の方は江ノ電が来た時にはしっかりと幅寄せしないと、けたたましい警笛を鳴らして江ノ電を急停車させることになる。未だ遭遇したことはないが、接触事故も結構あるらしい。江ノ電優先道路なのだ。こんな珍しい商店街ではあるが、近くにある腰越漁港で水揚げされた魚の干物屋、また江ノ電が店先に飾ってある江ノ電最中で有名な扇屋など江戸時代から続く歴史と伝統のある店も多い商店街なのだ。江ノ島駅から腰越方面に向かって商店街を30分も歩くと、あっという間に海岸線に出る。今日は波打ち際を七里ヶ浜まで歩いた。集合時間にはまだ1時間以上もあったので、七里の駐車場でしばしサーファーを撮影した。夕暮れもきれいだった。
陽も暮れてきたので、集合七里ガ浜である七里ヶ浜駅に向かった。今日は初めてオフ会に参加する方が二名。バーチャル(メール)だけでなくリアルなコミュニケーションをあらたに取れる方が増えたことがうれしい。街中で偶然会っても「こんにちは」と挨拶できる。メールだけだと顔が分からないのでそうもいかない。七里ヶ浜の駅から皆で話しながら祭り会場の七里ヶ浜東地区へ向かった。西友前にある珊瑚礁本店、アンセルモと言った有名店がならぶ通り沿いにたくさんの屋台が出る。鎌倉の祭りで一番夜店が出ると言われている光明寺のお十夜以上の屋台が出ているかもしれない。しかも、町内会の祭りなのでどの店も安い。もちろん味もいけてる。グルメ雑誌で有名なお店も出ている。 さらに会場の中央には特設のステージが設けられる。ここではフラダンス、ウクレレ、ブラスバンドの演奏などいろんな演題が行われる。もちろんプロの方も演奏に参加している。金など取らずアットホームで楽しい。
この祭りは町内会祭りなので、市外の観光客の方が祭りの案内を知ることは難しい。市内に住んでいても他の町内会にはなかなか情報が伝わらないので、七里近辺の町内に暮らしていないと知ることは難しい。町内会の回覧板、掲示板、近隣に住む方への口コミなどで人が集まってくるのだ。一方、メーリングリストは人数から平均して各町内会に数名の参加者がいる計算になるので、町内に住んでいなくてもなんらかの情報が伝わってくる。このようにして、メーリングリストの参加者はボランティアで地元情報を交換し会い、「湘南鎌倉」を楽しんでいるのだ。それぞれ専門分野の方も参加しているので、グルメ雑誌やタウン誌以上の情報の量と質である。しかもタイムリー。

 

使用機材 : Nikon D100, Nikon AF ED 18-35 F3.5-4.5D (IF), Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D, Nikon Ai AF ED 80-200mm F2.8D